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第6回定例セミナー 日本大学 長嶋紀一名誉教授と大阪市立大学 三浦研准教授にご講演いただきました2012.09.12 更新

8月31日に第6回定例セミナーを開催しました。

講演1では、大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授 三浦研様から、「認知症と建築・住宅・まちづくり」と題し、高齢者住宅は24時間サービスに対応すること、認知症の症状に対応した造りが必要であることをお話いただきました。また、既存の住宅を介護拠点に活用し、認知症の方々を含めた高齢者へのホームヘルプサービスはもとより、見守り・安否確認等24時間対応を実施している多くの事例をご紹介いただきました。

 

講演2では、日本大学名誉教授 長嶋紀一様から「高齢者・認知症高齢者の心理とコミュニケーション」と題し、高齢者の身体の機能の低下がこころの老化に影響を及ぼすことで起こりやすい特徴的な言動と、さらに、認知症の症状と経過、進行の段階を詳しくご説明いただきました。また、認知症高齢者とのコミュニケーションの方法として、感情の交流を大切にした言葉かけの内容や用法を具体的に用いて分かり易くお話いただきました。

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